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 環境省土壌汚染対策法指定調査機関 環2008-7-1
 大分県土木建築部指定試験場 第08−7号
 社団法人 大分県地質調査業協会員
 建設コンサルタント登録(地質部門) 建20第9105号
 
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室内試験(物理)

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室内試験(力学)


室内試験(物理)


土質試験の事で質問があります。PI 試験  PI 値が6以下である事と本に書いてありましたがどういう事なのかさっぱりわかりません。どうか宜しくお願いいたします。


JIS A 1205 土の液性限界・塑性限界試験結果から求まる塑性指数のことです。
(社)日本道路協会の 「舗装施工便覧」 (平成18年度版)
 などには PI(塑性指数)として
(社)地盤工学会 「土質試験の方法と解説」 などには
IP(塑性指数) として載っています
英語ではPlasticity Indexです。

土質試験で、土の液性限界・塑性限界試験を行い
液性限界WL と 塑性限界Wp を求めた時
塑性指数 IP(PI) = WL−Wp となります
   (液性限界と塑性限界の差 のことです)
ちなみに、液性限界(WL)は英語でLiquid LimitでLLとも呼ばれます。
塑性限界(WP)は英語でPlastic LimitでPLとも呼ばれます。

余分なことですが、クラッシャ−ラン等は液性塑性試験自体が
NP(試験不可能 Non Plastic)となり PI<6 と判断します
IP=6.3 とか 5.8 のような1桁代の土は今まで
見たことないです(何処かにあるのかな??)

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液性限界試験の際、落下回数を徐々に大きくしていく場合と、徐々に小さく(乾燥)していく場合では、流動曲線や液性限界は変化するのでしょうか?


弊社では、液性限界試験をおこなう場合に
加水して落下回数を減少させていく方法で試験をおこなっています。
残念ながら、乾燥させながらの試験方法との比較は、おこなったことがありません。
「土質試験の方法と解説」 には
液性限界試験の試料の水分状態はパテ状になる程度と記載されています。
弊社では裏ごし後、加水または、室内で空気乾燥をおこないこの状態(パテ状)から
加水していく方法で試験をおこなっています。
加水しすぎて、回数が急に少なくなったので、乾かして得られなかった回数をとって
結果をまとめたことがありますが、線上にはのりませんでした。
(乾かした時に試料が十分なじむ程の時間を取らなかった(とれなかった)ことが
原因かもしれませんが)
今までの経験では火山灰性粘性土や有機質粘土の種類によっては、こね返しの
程度や試料の乾燥具合で流動曲線・液性限界が変化するような気がします
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土の粒度試験について?


アスファルトやコンクリ−トで覆われていない地面を指して、一般的に「土」と言っていますが「土」って何でしょう???

畑や花壇や田んぼにあって、盛土材料や築堤材料、宅地造成 現場などで動かされているもの。では、それらの「土」の区別はどうやってつけるのでしょう良い土、悪い土、茶色の土、黒い土・・・(水分の含み方で良かったり悪かったりするし・・・)

ここで、「土質試験の方法と解説」(発行:社団法人地盤工学会)によると 土質試験の対象となる「土」は最大粒径75mm以下のものをさします
また、土粒子径が、75mm以上のものを、「石」と呼び、75mm〜2mmまでを「礫」(れき) 2mm〜0.075mmまでを「砂」、0.075mm〜0.005mmまでを「シルト」、0.005mm以下を「粘土」と呼んで区別しています。

この土を区別するための試験が 「土の粒度試験」で、土の全乾燥重量に対する、礫分・砂分・ 細粒分(シルト分+粘土分)の割合を求める試験です(それぞれの占める質量百分率で表す)

簡単に説明すれば、全乾燥重量(試験試料全て)を100%とした時、 その全試料をフルイにかけて、2mmフルイに残留する礫分の質量百分率(%)と2mmは通過し0.075mmのフルイに残留する砂分の質量百分率(%)、および 0.075mmフルイを通過する細粒分(シルト・粘土)の質量百分率(%)を求め、礫・砂・細粒分の占める比率によって、土を判別(土の工学的分類)しようとするものです これによって土は、含水状態、色の影響を受けず、土を構成している土粒子の粒径分布により 分類され、統一された分類名と分類記号が得られます

詳細を述べると、フルイ目は試験方法で規定された2mm以上の8個の組フルイと、2mm以下の 5個の組フルイがあり、最少フルイ目の0.075mm以下の判別については、沈降分析をおこなうことになります

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土の含水比試験について?


土の状態と性質を知るための試験項目のひとつに「土の含水比試験」があります

計算式は    W=(ma−mb)/(mb−mc)×100 (%)
           w : 含水比 (%)
          ma : ( 湿った土 + 容器 ) の重さ (g)
          mb : ( 乾いた土 + 容器 ) の重さ (g)
          mc : (          容器 ) の重さ (g)  です

乾燥機に入れる前の 「湿った土+容器」 の重さから乾燥機に入れたあとの 「乾燥土+容器」の重さを引いて、蒸発した 「水」 の重さを求め、 「乾燥土+容器」 の重さから
「容器」 の重さを引いて、 「乾燥土」 の重さでを求めて 「水」÷「乾燥土」×100 (%)
で含水比を求めます

例として、湿潤土 100g を乾燥機に入れて乾燥させて乾いた土が 50g になっていたら、水分が 50g、乾燥土が50g となるので、含水比は 50/50×100=100% となります 乾燥土が40g になっていたら、水分60g、土40gなので含水比は 60/40×100=150% となります

締固めた土の密度、強度(硬さ、強さ)は、含水比によって変化します また、含水比は単独で評価される?(使われる)ことは少なくて、例えば含水比20%は
粘性土では乾燥した状態、砂質土では湿った状態、礫質土ではビチョビチョの状態と 土質により異なった評価?となります

各種室内試験のほとんどに含水比試験は関係してきます 含水比は「土の状態を示す解りやすい1つの目安」、と考えておけばよいと思います

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土の液性・塑性限界試験って何?


土は含まれる水分によって状態が変わる、特に粘土分やシルト分を多く含む土(細粒土)は
田んぼのようなドボドボの状態から、天気の続いたグランドのような硬い状態まで様々。

水分を多く含み流動化を生じた液状の土は、含水比(水分量)が下がってくると、塑性状態 となり、さらに含水比が下がると半固体状・固体状へと変わっていく
そこで、施工現場の土が今現在どのような状態かを表す1つの方法として、液性限界・塑性限界 収縮限界という考え方が使える
「土質試験の方法と解説」 (発行:社団法人地盤工学会)によると次のように定義されている

液性限界 : 塑性状態から液状に移る時の含水比      WL (%)
塑性限界 : 塑性状態から半固体状に移る時の含水比   WP (%)
収縮限界 : 含水量をある量以下に減じても土の体積が減少しない状態の含水比  WS (%)

実際の試験では、加水調整した試験試料を黄銅皿に最大厚さ1cmになるよう盛り付け溝を切る、 皿を1秒に2回の速さで、硬質ゴム台に高さ1cmの落下を繰り返す、溝が1.5cm合流したらその時の落下回数と含水比を測る、落下回数25回の含水比を液性限界とする

塑性限界は、手でガラス板の上に直径3mmの粘土の紐(ひも)を作成、作成できたら紐をまとめて 3mmの粘土の紐(ひも)を作成、これを繰返し、試料が乾燥してきて粘土紐が切れ切れになるまでおこなう、切れきれになる時の含水比が塑性限界となる

参考までに、見かけの状態を示してみると次のようです (あくまでも参考ということで・・・)  
液状 : 田植え時の田んぼの状態 
液性限界 : 少し硬めのソフトクリ−ム状、小麦粉に水を混ぜたやや硬めのテンプラの衣状
塑性状態 : 小学校の工作で使う粘土状、手打ちうどんの粉を練っている状態 
塑性限界 : 手打ちうどんの粉を練るときに、手についた干からびかけた物状態


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試験一般


道路平板のK30について教えてください


舗装関係試験についてはあまり経験がありませんので、わかる範囲でお答えします。
本試験は 「道路の平板載荷試験(JIS A 1215)」 といわれるもので、試験結果から
地盤反力係数 K30 を求めます。この 30 は 30cm の円板を利用して試験を行った時の記号
であり、基準では30cmのほかに40cm、75cmの円板が規定されています。
利用としては道路のほかに鉄道、空港滑走路ならびに特定屋外貯蔵タンクの基礎などです。
大きい径の円板を使用するほど、大きな反力も必要となり不経済なので、今では 30cm の円板がよく利用されています。
ちなみに K30 と K75 の関係は K30=2.2×K75 です。
K75 の値が舗装路盤に規定されていた時は、アスファルト舗装で 13kgf/cm2 以上、
セメントコンクリート舗装で 7kgf/cm2 以上でした。
K30 に直すとアスファルト舗装で 28kgf/cm2、セメントコンクリート舗装で 15kgf/cm2
となります。
K値を求める沈下量もアスファルト舗装では 2.5mm、セメントコンクリート舗装では
1.25mm と違います。これは破壊を起こす限界沈下量として規定したものです。
今では、アスファルト舗装は K30 の規定を失くしてCBR、密度試験に変わりました。
また、セメントコンクリート舗装では K30 の基準が交通量区分で変化しました。
詳しくは、「舗装設計便覧」「舗装試験法便覧」「舗装技術の質疑応答」等に記述されています
ので、参考にしてください。

試験用採取土はなぜ1.0〜1.5m付近で採取するのか?


試料採取(サンプリング)には、撹乱(乱した)試料採取と、不撹乱(乱さない)試料採取の2つの方法があります

撹乱(乱した)試料採取では、表土の草根が含まれる部分を避けるのが一般的です(50cm以深) 試料採取箇所の表面(表層)は、天候の影響を受けやすく、雨の後は含水比が高くなり採取には不適ですし、天気が続けば乾燥しすぎます (この時表土ばかりを採取すると、この含水比の時の 試験結果がこの現場の土の評価となり、試験結果では良質土なのだが実施工時には施工困難ということになりかねません)

「舗装設計施工指針」 (発行:社団法人 日本道路協会) ではCBR試験試料採取について、 盛土路床の場合、土取り場の露出面より50cm以上深い箇所から、切土部においては路床面下50cm以上深い箇所からとなっています (路床ですので路床面下50〜100cm間となります) 基本的には、盛土材・裏込め材等の材料試験のために、仮置き場・掘削切土部(地山・土取り場)等から試料採取をする時は、代表的な土を意識して試料採取をおこなえば良いとおもいます

土取り場一山が同じ土質なら平均的な所を、数種類の土質ならそれぞれの土質毎に、施工時に 混合して使うなら混合土にして、深さ的には50cm以深で採取すればよいとおもいます


以上の理由から、深さ方向に2〜3m掘削できるのであれば土質の確認をおこなうとともに、 1.0〜1.5m付近の試料を採取するのは理にかなっているとおもいます


ちなみに、不撹乱(乱さない)試料採取は、土の工学的性質が原位置と変わらない状態になる ようにおこなうのが理想的で、目的により採取位置・採取深さが選ばれます
構造物の基礎調査であれば、基礎面の下の何mの所であったり、安定解析(円弧すべりなど)で あればすべり面の軟弱層であったりと、1.0〜1.5m付近という限定は受けません

一般的に土質試験は何種類の試験があるのですか?


「土質試験の方法と解説」 (発行:社団法人地盤工学会)によると
49項目の基準名が、物理試験・化学試験・土の工学的分類・透水試験・圧密試験・ せん断試験・安定化試験の7つに振り分けられており、この49項目の内の試料調整方法、
供試体作成方法を除くと、試験は37試験ほどになります


このうち、土木工事等に関係の深いものは次のような試験となります


 <物理試験>  
   土粒子(土)・水・ガス(空気)からなるの「状態と性質」を求める試験
   土の含水比試験、土粒子の密度試験、土の粒度試験、土の湿潤密度試験 等
 <力学試験>

   土の強度と変形特性に関する試験で、基礎の構築、地下掘削、切取り、
   盛土などを目的として地盤(土と水)の挙動を予測するためにおこなう試験
   土の一軸圧縮試験、土の三軸圧縮試験、土の締固め試験、コ−ン指数試験、CBR試験 等

そのほかには、のり面の種子吹付けなどの植生にかかわるpH(ペ−ハ−)試験、ため池の 築堤材料(刃金土)のための透水試験、軟弱地盤上の構造物の沈下にかかわる圧密試験などがあります

土のPH値が、アルカリ性の場合について、お教えお願いいたします。地盤工学会では、水の浸食性について、酸性側のことは書かれておりますが、アルカリ側については記述がありません。今回、測定値が9.7ありました。構造物基礎のコンクリ−トに対してどのようにコメントすれば宜しいでしょうか。よろしくお願いいたします。


構造物基礎が軟弱な時、石灰やセメントによる安定処理をおこなうことがよくありますが、
この時、改良土はアルカリ性を示します。
しかし、コンクリ−ト構造物に影響を及ぼしたような事例は把握しておりません。
アルカリ土と接するコンクリ−トが長期的にどのような影響を受けるのかについては
よくわかりません。
コンクリ−ト関係の試験機関の方が詳しいかも知れません。

ちなみに大学のコンクリ−ト関係の先生に問合せてみたところ、
コンクリ−トの作成時のpHは 12〜13 程度を示すので
pH値が 9程度までは(今回9.7ですが)中性 とみても差し支え
ないのではないかということです。
(程度の問題で 7 が中性ですが、中性の幅をどの程度と考えるかということです)
酸性はコンクリ−トに悪いが、アルカリ性(強アルカリでない 10〜11以下)場合は
養生には問題はなく、かえって好ましいのでは というコメントでした。
pH9.7を中性とは言いませんが、コンクリ−ト作成時や、地盤改良の石灰安定処理
セメント安定処理などでは改良直後のpHが 11〜13程度を示すのに比べれば
問題ないのではないかと考えられます。


土質条件 礫混り砂質粘性土 N値 2〜27 上記の地層を砂防ソイルセメントで改良を計画をしていますが、石灰とセメント固化材どちらが良いでしょうか?砂防ソイルとして石灰の使用は可能でしょうか?石灰とセメント固化材の使い分けを教えていただけないでしょうか?


ソイルセメントとは、土砂にセメントを混合したセメント改良土のことです。
よって、固化材はセメントになるとおもわれます
「砂防ソイルセメント活用ガイドライン」によると
コンクリ−ト材料と土砂材料の中間的材料ととらえられており
現地発生材料の有効利用を目的としているようです


コンクリート構造物に近い強度を必要とする場合は、固化材はセメントになると
思われます。
石灰は一般に土工などでの利用が多いようです。盛土等の施工で、トラフィカビリティ
の改善などでは非常に有効です。
砂防工事のうちでも、補助工事などでは石灰による改良のほうが適していることも
考えられます。

セメントと石灰の使い分けですが
路床・路体等では、一般的には砂質土にはセメント、粘性土には石灰となってます。
目標強度を得られる、セメント、石灰の添加量を求めて、経済比較をして
安いほうを使うのが間違いないとおもいますが、配合試験が2通り(セメント、石灰)
必要となり、試験費が2倍かかるのが難点です
また、セメントの場合、六価クロムの環境へ影響についての注意が必要です。


現場調査


盛土管理において、現場密度試験、締め固め試験は施工上どのタイミングでするのですか?また、しなくてはいけないと定めている指針(国交省等のマニュアル)は何ですか?


発注者により基準が異なりますが国交省について述べます。
「土木工事施工管理の手引」 によると   
    監修 国土交通省 九州地方整備局
    発行 (社)九州建設技術管理協会
    昭和52年 初版  平成13年 改訂版

道路土工においては、
   路体の場合    1000 m3 につき 1 回
           但し 5000 m3 未満の工事は 3回以上
   路床の場合     500 m3 につき 1 回
           但し  500 m3 未満の工事は 3回以上
補強土壁工   500 m3 に1回
となってます、3回以上は必要のようです

※道路土工施工指針 (社)日本道路協会 にも同様の記載があります

現場密度、締め固め試験のタイミングですが
締め固め試験は、室内試験で乾燥法の場合、2〜3日土を乾して
試料調整(加水)後一日おいて、締め固め、炉乾燥して含水比測定と
5〜6日かかるので、施工に使用する材料(土)が決まったら、早めに試験を
おこなうほうが良いとおもいます

現場密度試験は測定回数が決まったら、どの段階でおこなうか工程をたて、
発注者側と打合せ確認をおこなっておく方が、とりまとめ段階での問題回避に
なるとおもいます

地山を掘削して盛土材料とする場合、施工途中で土質が変わる場合がよくあります。
当然、最初におこなった締め固め試験の値では現場管理が出来なくなります。
締め固め試験のやりなおし、施工工程の調整等 いろいろと問題が発生します。
発注者側との密な打合せが、大切になってくるとおもいます。

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土工の品質管理として砂置換法で現場密度試験を行ったところ、締固め度が103.8%になりました。基準は85%以上です、100%を超えてもいいのでしょうか?


路床・路体の現場管理試験で密度管理をする場合、
RIや現場密度(砂置換・突き砂)をおこないます。
この時、管理値(基準値)となる密度(100%になる密度)は
室内試験の締固め試験より求められる 「最大乾燥密度」 になります。

ここで、締固め試験の方法には、締固めエネルギ−の大きさで分けると
「A・B法」 と 「C・D・E法」 の2つに分けられます。
(C・D・E法がエネルギ−大)
当然、同じ材料(土)であっても、エネルギ−の差で 「最大乾燥密度」
(基準値) は変わります。
例えば、 B法で 最大乾燥密度が 1.8  E法で  1.9 だった場合
基準値は、1.8 と 1.9 の2通りがあり、
現場で測定した密度が 1.85 を得られた時
  B法での管理では 締固め度 102.8 %
  E法での管理では 締固め度  97.4 %  となります。

あくまでも室内試験の決まったエネルギ−での試験結果に基づくものなので
現場で十分すぎる転圧(室内のエネルギ−以上)がおこなわれれば
100%を超える可能性はあります。
また、E法の場合の礫の最大粒径は37.5mmですので
室内試験では、37.5mm以下の試料で締固め試験をおこないます

したがって、現場の材料に 37.5mm以上の礫が含まれていれば、 締固め度は大きくでます。
(37.5mm以上が多い場合は礫補正を行う方法も考えられます)

土粒子の密度試験をおこなって、ゼロ空曲線が描かれている場合
曲線を超えて締固め度が100%を超えているのであれば
試験結果(基準密度 現場密度結果)がどこかおかしいとおもわれます。
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室内試験(力学)


土の締固め試験について?


1000cm3(1リットル)の容器に、湿潤土(湿った土)が1800g入った状態の時の密度は
1800 ÷ 1000 = 1.8 (g/cm3) となります、これを湿潤密度といい、ρtで表します
この時、湿潤土の含水比wが20%であったとすると、1800gの湿潤土は、1500gの乾燥土と
300gの水ということになります
 { 含水比 = 水の重さ ÷ 乾燥土の重さ × 100(%) }
           (300 ÷ 1500 × 100 = 20% )

ここで、上記のρt=1.8 の状態で、水を考えずに1000cm3の容器に乾燥土が1500g 入っていると考えると、この時の密度は 1500 ÷ 1000 = 1.5 (g/cm3) となります
これを乾燥密度といい、ρd で表します

次に、乾いた土(乾燥土ではない)を2000gづつ3個用意します(本試験は6〜8個) 1つはそのまま、1つはびちょびちょまで水を加え、残りの1つはびちょびちょの半分の量の水を
加えます、そして、乾いている方から順に@、A、Bとし容器に詰めます

詰める条件は同じにします {同じ大きさ(1リットル)・同じ要領(詰める強さを同じ)}
@ABについて詰めた時の重さ、含水比を測定して、ρt、ρd、w を計算してみます<
土は@の乾いた状態より、含水比(水分)が多くなるほどよく締まっていきます(密度が大きくなる)
そしてA付近で最大の値となり、それからは含水比(水分)が多くなるほど、密度が下がっていき 最後はBの状態となり、ビチョビチョで突き固め不能となります

この結果を、横軸に含水比(水分の量)、縦軸に乾燥密度(締まり具合)のグラフで表すと 上に凸のグラフ(への字のグラフ)になります

この時のグラフ頂点の乾燥密度を 最大乾燥密度、その時の含水比を 最適含水比といいます
最大乾燥密度は、土工(盛土施工など)で締固め度の管理をする時、基準値となります 「土質試験の方法と解説」 (発行:社団法人地盤工学会) では、締固める時のエネルギ−
(要領)、容器の大きさ・形状(直径・高さ)等が、定義されています

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